岡崎市移住促進「いったーんプロジェクト」

Logo, Poster

岡崎市移住促進「いったーんプロジェクト」

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「いったーん」は、愛知県岡崎市の中山間地域、通称「オクオカ」地域への移住促進を目的としたプロジェクトです。いきなり移住することへの不安やリスクに対して、「まずは足を運んでみよう」「まちに行ってみよう」という気持ちを促し、体験を通して移住を考えるきっかけをつくる取り組みです。 「このまちの入口をふやす」を合言葉に、人や自然、食、おもしろスポットなど、オクオカにまつわるさまざまな魅力を、ウェブやツールを通じて発信しています。 ロゴデザインでは、移住者を「風」に見立て、オクオカにふわりと吹き込む風のような存在として、軽やかな線で表現しました。ロゴはひとつの形に固定せず、媒体に展開されるたび自由に形を変えます。それは本プロジェクトの趣旨を体現するものであり、「いったん行ってみる」というハードルの低さや、さまざまな移住のかたちを表す多様な「ターン」を表現したものでもあります。 広報ツールでは、かろやかでとっつきやすい表情をもたせながら、表面に大きく地域名とマップを打ち出し、裏面には実際にオクオカで暮らす移住者や地元の方々のリアルな声をインタビュー記事として掲載。市内各所で掲示・配布され、地域との接点を広げるメディアとして活用されています。 媒体の更新性と毎号手に取る際の新鮮さを考慮して、カラーと用紙は異なるバリエーションとして展開し、読み手に飽きさせない仕様を目指しています。

Credit

アートディレクション, デザイン
小林誠太
取材, 編集
ONE RIVER, 嶋田翔伍(烽火書房)
クライアント
岡崎市
事例写真
大町晃平