日本醸造工業「メッセージボトル」

Package, Branding

日本醸造工業「メッセージボトル」

Package, Branding

種麹(たねこうじ)の開発・製造・販売を手掛ける、創業100年を超える老舗・日本醸造工業株式会社。事業変革の節目において、会社の覚悟と未来への指針を可視化する「贈答用日本酒」のブランディングおよびパッケージデザインを担当しました。 本プロジェクトは、ビジネスプロデューサー、コピーライター、デザイナーの3名によるクリエイティブユニット「Okibi」として初めて取り組んだマイルストーンとなる事例です。 当初のオーダーは「工場長が開発した新しい麹菌で醸した日本酒のラベルデザイン」でした。しかし、私たちは単なるデザイン制作に留まらず、クライアントとの深い対話(ダイアログ)を幾度も重ねるプロセスを重視しました。その中で見えてきたのは、単なる感謝の品ではなく「これからの日本醸造工業の姿勢を社内外に示したい」という、取締役・松葉氏の強い覚悟でした。 米を酒に変え、あらゆる可能性を引き出す触媒である“麹”。その無限の可能性を拓いていく決意を込めて、「麹 × ?」という問いをメインメッセージに据えました。ラベル全面を使い、松葉氏が紡いだ熱い想いをそのままタイポグラフィとして配置。お酒を贈るという行為を、会社の未来を語り合う「対話のきっかけ」へと昇華させています。 完成したボトルは、取引先だけでなく全社員にも手渡され、社内変革に向けた期待感を醸成する「熾火(おきび)」のような存在となりました。

Credit

アートディレクション, デザイン
小林誠太(Okibi)
ビジネスプロデューサー
小川一幸(ONEDERS LLC / Okibi)
コピーライティング
小林拓水(株式会社toishi / Okibi)
クライアント
日本醸造工業株式会社
事例写真
西優紀美